Daily Archive: November 25, 2023
割り切って考えた方がいいし、そうする以外にないとも思う。 もちろん個々の所属タレントさんたちは潔白で無垢なのかもしれないし、 あるいはそうでない場合もあるだろうがいずれにせよそれを前面に出して 今回の世間(世界)の大きな荒波に抗おうという画策は無意味だと思う。 キャスターとして仕事をしているケースであれば、彼は知的で教養があり イケメンで有名大学出身かもしれないが決してそれだけで一般人よりも 高額な契約報酬を得て出演しているわけではなく、あくまで『ジャニーズ』 が「企画プロデュースしたユニットの一員」としての存在なのであり、それに よって「特定層の視聴者を惹きつける」ことを前提とした『ビジネスツール』 に過ぎないということを本人が一番自覚しているはずだ。 有働由美子氏ですら例外ではない。 出身母体のNHKが今後世間から批判を浴びてそれが自身に波及することも あり得る話だろう。
この番組での会場のリアクションを知ってはじめて 『やっぱりジャニーズって、 「爽やかな表の顔」とは裏腹に業界で心底恐れられる「怖い存在」だったんだ』 ということをあらためて思い知った。 こんなものは戦前の右翼とか大政翼賛会と同じで青少年の教育にも良い影響 があるとはとても思えない。 本当に存在そのものを消し去るべきかもしれない。
たとえ無期懲役でも 『オレが会長を死刑から救った』という手柄にして 値打ちを付けたいのかもしれない。 それなら両方死刑を求刑すればよい。
『破産法が無い』ことのイメージがちょっと湧かないが 要は大企業ほど『踏み倒し』で得をするのではないか。 末端に近い取引業者なら別の事業者が取り立てに来て実力行使で差し押さえ しても抵抗できないが上位の相手なら事務所が「もぬけのから」で経営者が トンズラすれば預金資産の差し押さえも何もできない。 おそらく地方政府にコネがあって追及さえされなければ悪い事でもなんでも 平然とできてしまうのかもしれない。 体のいい「取り込み詐欺」のようなものか。
日本の裁判官というのは、その組織自体が『官僚化』してしまっているのは 多くの人がお気付きの通りだ。 その司法修習での育成段階から思想傾向まで細かくチェックされ プロファイリングされている。 いわば法務省によって育成出荷された家畜のようになっている。 性加害問題でジャニーズの用意した被害者救済委員会の顔ぶれを見てもわかる ように経歴は立派だが全員が司法やその周辺機関の管理者の椅子を温めてきた 人物ばかりであり、それが目標化されたキャリア形成にもなっている。
アフラック自身が「それでいい」と思うならそれでいいと思う。 『雇用主に性加害された場合の保険』を新商品に加えて 『入っておけば安心』と思わせる宣伝に使うのもアリだろう。 だが生き残ったタレントによってジャニーズが将来再び勢力を盛り返して あたかも「過去の汚点が浄化されて何も起こらなかった」かのような 風潮を生み出されてしまうと世の中は今よりももっと悪い方向に流れる。 これは将来の日本にとって大きな分岐点になるだろう。
基本的に抵抗してはいけない。 レジの現金程度で済むなら逆らわずに言うとおりにすればいい。 変に正義漢を演じて怪我をしても見合うような仕事ではないし どのコンビニ・マニュアルにも 「抵抗せず警報を鳴らして警察呼べ」とあるはずだ。 裏を返せば『無理なことして死んでもそれは補償外』の意味がある。 しかし・・また北海道か。
「事務所無報酬」といっても事務所にとってはむしろそれでタレントが切られ ずに温存されて世論が鎮静化した後に再び収益構造復活する方が望ましいと いうだけのことだ。 被害者救済委員会の設置も一見すると公正で立派だがその主眼はおそらく 「時間稼ぎ」にあると思われる。 これほど短期日に社会問題化して世論が炎上するとはさすがに予想だに しなかったであろうから今後一年間の『謙虚な姿勢』で世論をかわしながら 水面下で『個人資産隠し』に走ることは目に見えている。 おそらくはオフショアのタックスヘイブンを利用して資産移動させるはずだ。
ハーヴェイ・ワインスタインの性加害が暴露・告発され有罪になった後 ワインスタイン・カンパニーは当然ながら新規事業の継続などできなくなり 会社を畳んでいる。当然のことだろう。 『加害行為はありました。ゴメンなさい。改善するので許してほしい。 被害者に話を聞くので申告フォームに記入して列に並んでちょうだい。』 これで今まで通り事業継続できるかもしれないと考える日本人は 『一体どういう精神構造の国民性なんだろう』 世界中から奇異の眼差しを向けられていることに早く気付くべきだ。
要するに「老舗の料亭」を「居抜き」で買い取ったようなものだろう。 「高級レストラン」とか「人気ラーメン店」に言い換えても同じことだ。 買い取ったのは『ネームバリュー』と『集客力』みたいなもんだ。 少なくとも従来の『雰囲気』は引き継ぐ流れにはなるが中で将来どんなモノを 創り出すのかその方向性は未知数だろう。